2011/08/20 9回目となる、8月20日の
川嶋あいの定例コンサートが行われました。
管理者は、2003年8月20日の渋谷公会堂(渋谷C.C.Lemonホール)のコンサートから、完全招待制の公演を含め皆勤です。
今回は、会場の確保に、てこずったため、一部立席のある会場となってしまい、お詫びしておりました。
新たな試みも行われ、
「新たな『あいコール』」や、
「大三角形」の演奏中では、曲中の
「三角関係」を彷彿させるようなミュージカル的な演出も行われました。
ミュージカル的演出は、好評だったようで、次回のコンサート以降でも取り入れていただければと思います。
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アンコールでは、3月11日の地震の際に、宮城県本吉郡南三陸町の小学校の卒業生が体験したエピソードが紹介されました。
あの日、生徒は、学校で卒業式の準備をしていました。
そんな最中、地震は突然起こりました。
その後、無我夢中で、高台の神社まで、避難しました。
発生した津波は、先ほどまでいた学校を水没させました。
神社では、雪も降り、寒い中、
両親や家族の無事がわからず、不安でした。
卒業生は、落ち着かせるため、神社の外でたき火を作り、
卒業式で歌うはずだった、
川嶋あいの「旅立ちの日に・・・」を歌いました。
そして、みんなで励ましあいました・・・。
川嶋あい本人は、この話を聞いて、4月に卒業生を約束し、延期となっていた卒業式に参加させてもらうこととしました。
ちなみに、この卒業式は、場所を変えて、このコンサートの翌日に、
「5か月遅れの卒業式」として行われました。
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今回は、新たな試みを取り入れたため、観客の方がどのような反応か本人不安な一面もありましたが、私が見渡す限り、不平そうな観客はいなかったように思えます。
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本人が運営するNGO
「アイラブワゴン」では、以前は、途上国の学校建設の為に活動を続けてきましたが、現在は、東日本大震災の発生に伴い、大震災の支援活動のための募金を受け付けています。会場ロビーでも、募金の呼びかけが行われておりました。サイト上でも募金の受付を行っております。